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30代男性、非モテを自覚し婚活。病気が重なり大手企業を退職も、婚活を続け良縁に巡りあう。

30代後半(男性)。大手企業に在籍していた20代後半、ツヴァイを利用。その後うつ病による退職とフリーランスでの活動を経て、IBJ系列の結婚相談所を利用し結婚。

—— まず、20代の頃に結婚を考えて、婚活を始めた経緯を教えてください。

私はずっとモテませんでした。
20代当時、出会うためにいろんな活動をしてはいたのですが、婚活を始めるきっかけになった出来事があります。

ある時、男性の先輩に誘われて、個人がやってるお見合いパーティーに行きました。
そこへ行くと、女性からひたすらダメ出しをされました。

私は昔から女性の前では全く話せませんでしたから、いじられキャラではありました。
嫌だと思っても、そのいじりを跳ね返すだけのトーク力もありません。

ただ、その会は本当にひどかったのです。4人ぐらいの集団でダメ出しをする、糾弾する会のようになっていました。女性から「全然ダメ」だと言われ続け、服装もダメ、会話もダメ、何もかもダメだ、あなたはそのダメなことが分かっているのかと意味も分からないまま詰められ、プライドもズタズタになりました。

かなり悔しい思いをしたため、「やってやろう」と思いました。28才か29才でした。
いくつもの結婚相談所へ資料請求をし、一番しつこくなかったのがツヴァイでした。ツヴァイに登録し、婚活を始めました。

他にも、祖母の友人がやっていた昔ながらの「お見合い」をしたり、並行してできることはしていました。
就活と同じで、予定が空いていると不安になってしまうぐらい活動していました。
私はモテないと思っていましたので、とにかくたくさんの人と会う機会を増やすようにしていました。

—— 具体的に、どういう風に進められたのですか?

できることは、ほぼ全てやりました。
ツヴァイの有料の会報誌にも載せていましたし、追加料金を払えば載せられるページにも載せました。

先方から紹介があった人は、基本的には「全クリック」していました。
そうしたのは、何かの反省会の席で「会えない人の顔を見ても仕方ないから、相手からOKをもらった人の中から、自分で選んで行けば良い」と聞いて、確かにその通りだなと思ってのことでした。

それでも、ツヴァイでは4回会った人が最高回数です。 1回会っただけですと、50人ぐらい でしょうか。

—— 会えない・モテないということについて客観的に把握してらっしゃるようですが、そこまで自己評価が低いのはなぜですか?

もともと自分を卑下するタイプではありました。
その上、先にお話ししたように、個人主催のお見合いパーティーでもダメ出しをされていましたので「自分はダメなんだろうな」と思っていました。ネガティブな方向へ考えて、自分でもどんどんと自己評価が下がっていったのだと思います。

振り返って考えると、モテなかったのは20代の方が難易度が高かった側面もあると思います。
同年代の未婚男性も多いですから、女性から私を選ぶ理由がありません。また当時、この年齢で婚活市場に出てくる女性は、それなりに理由があったと思います。

—— 自己評価が低かったところから、改善しようと思って取り組んだことがあれば教えてください。

即興劇を習いに行きました。即興劇は、相手の言ったことを受けて、すぐその場で返すという演劇です。女性と話すときに、すぐその場で受け答えできるようにしようと思って始めました。おかげで、女性と話すときにも気後れしなくなりました。

話し方教室にも通いました。ここは、本当に話せない人が通うところでした。
知り合いに聞くと、話せない人同士が話し方教室で知り合って結婚したこともあると言っていましたので、出会いへの期待もあって行ってみました。
そこでは、5分間ひたすら相手を褒め続けるということをやりました。5分間ずっと褒めるのは、結構難しいのです。外見だけ褒めているとあっという間に終わってしまうので、時間が余ってしまいます。そうすると必然的に内面を褒めなければいけなくなります。しかし相手のことを知らないと内面を褒めることもできないため、しっかり話をしなければならないのです。

—— ダメ出しされた個人運営のパーティーでは、見た目についても言われたんですよね?見た目の改善について何か取り組まれましたか?

正直、あまりないです。センスがないので、できることが限られていました。
お店に行って、合う服を選んで下さいとお願いするぐらいでした。

のちに、一度やめた婚活を再開する時には、美容師さんが運営しているオトコ改造.comを利用したりしました。そこで撮影した写真がこれです。

—— 女性にモテないというのは、どういう自覚なのですか?女性からのフィードバックはあるのでしょうか?

職場では、女性と普通に話していました。派遣社員の方や、事務の女性の方と話すことには、特に抵抗はありませんでした。仕事上のコミュニケーションはしっかり取れていました。
ただ異性として意識すると、それまでできていたことができなくなりました。私自身にも「男らしさ」はなかったと思います。そういう認識でしょうか。

ただ、モテないと思っていても、どう直していいのかは分かりませんでした。先輩から「キャバクラへ通えよ」と言われて通っていたこともありますが、あまり意味はないと思ってやめました。お金を払う側ですから、相手の対応はいいに決まっていますよね。

女性からは、誰もわざわざ教えてくれません。基本的に、連絡が取れなくなるか、「私とは合わない」というお断りがくるだけでした。どうしたら良いかは分かりませんから、とにかくたくさんの人に会うしかないと思いました。

—— ご病気で退職後、フリーの仕事をはじめてらっしゃいますよね。それでも婚活を続けられたのですね?

30代の半ば、うつ病で仕事を辞めました。後任も病んだと聞いていますし、職場の仕事の辛さが原因だったのだろうと思います。その時に婚活も中断しています。
うつ病は、自分のペースを保っていくことで少しずつ良くなりました。先輩の勧めもあって、自由にできるフリーの仕事を始めました。

辞めるまでは民間の大手企業勤務でしたから、収入面は気になっていませんでした。
ところがフリーになって、年収は非常に低くなったため、婚活市場での価値は全くなくなりました。モテない上に、うつ病で退職し、年収も低いのですから。
それでも自分も幸せになりたかったため、「結婚しよう」と思いました。その頃、人前で婚活の経験を話すことがありました。話したことでこれまでのことが整理され、不思議と、もう一度婚活しようと思いました。

ただ、結婚相談所へ行っても「うつ病で仕事を辞めた」と言った時点で断られました。やはり定職がないと難しいのです。
とはいえ年収が高くなるのを待っていたら、40才を過ぎてしまいます。そうすると収入以外のハードルがさらに高くなります。今できることを、しっかりやろうと思いました。

結婚相談所は5ヶ所に断られましたが、1ヶ所だけ、「あなたのお話を聞いていると、もしかしたら可能性があるかもしれない」と言ってくれるところがありました。その代わり「相手の希望条件をつけないこと、相談所の立場から相手へは紹介できないので自分で探すこと」を入会時の条件として出されました。
その相談所の方は、私の推薦状には「辛い思いをしたけど、回復したので大丈夫です」と書いてくださったようです。
もちろん、登録はしたものの相手からの問い合わせは1件もありませんでした。

私からも、相手の希望条件をつけず、いわゆる「ワケあり」の相手を紹介してもらえるようお願いしました。ワケありも、年収や病歴、親の介護、新興宗教、婿養子希望など理由は様々です。どんな理由があるのかは、会って確かめればいいと思いました。相手を紹介してもらう段階では理由を問わないことにしました。

この結婚相談所で知り合い、最終的に結婚に至った妻は、婿養子を希望していました。私が婿養子可能にチェックしていたので、彼女は私をお気に入りに追加していました。婿養子希望という点を除けば、彼女自身はワケありでも何でもありませんでした。

—— 相談所が紹介できないといい、それまでも何も可能性がなかったのに、急にそういう方に会えたのですか。それまでと、何か変えたことや変わったことはありましたか?

そうですね、自分から条件をつけることは一切やめました。
もちろん人によって条件をつけるべき水準はあると思います。 ただ私の場合は、選べる立場ではないと思いました。
自分自身からつける条件を外し、来てくれる人と、きちんと話することにしました。それが思わぬ人を呼び込んだのだと思います。

気持ちも上向きになっていたかもしれません。
20代の時は、勤め先や年収などで、意識せずとも甲乙つけていた部分があっただろうと思います。病気になって退職して、物理的に何もなくなってしまいました。本当に何もなくなりました。プライドも何もなく、底辺でした。
これ以上落ちようもないですから、新たに始めたフリーの仕事でやろうと思っていたところです。婚活を再開した時には、「これ以上落ちようはない、やろう」という気持ちになっていました。

彼女としっかり話をした時、私自身のネガティブな側面を積極的に知ろうとしてくれる人だと感じました。この人を逃してはいけないと思いました。付き合うに際しては、私が定職についていないことも、「最悪は自分が働くから」と、彼女自身が両親に言って説得もしてくれたようです。また最終的に、私は婿養子にはならず、妻の姓を名乗るだけとなりました。

どれだけダメだと言われても、可能性はゼロではないと思い、取り組んできて本当に良かったです。

取材について

編集部では、本人確認資料ならびに婚活サービスの利用がわかる資料を確認しました。TELでインタビューした内容を元に、個人を特定する情報は文脈を損なわない範囲で一部改変しています。

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2017.08.21 婚活カレンダー編集担当 カツ

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