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会った人数、1000人超え。婚活パーティーの使い方を聞いた。

会った人は1000人を超えるカスミさん(仮名・女性30代後半)。約8年に渡っての活動を経て、結婚。

ーー 活動期間が長いですね。まずは婚活を始めた経緯から教えていただけますか?

30才を過ぎたあたりから、同じ世代の友人たちの中で、結婚する人が増えました。
と同時に、それまで友人の紹介で合コンに行く事が多かったのですが、だんだん紹介してくれる人が減っていきました。一緒に出かける人もいなくなっていき、有料の婚活サービスを利用するようになりました。

はじめは合コンのセッティングサービスを利用しました。
RUSH、コンパde恋プラン、 などです。今は相手の写真で選べるようですが、当時はアバターで選ぶのが主流でした。相手を見つけて申し込む方法も利用できましたし、セッティングサービスをお願いすることもできました。

ーー 使ってみてどうでしたか?

10回ほど使いました。合コンに一人でも行けるのがウリになっていましたけれど、やはり1人では心細いため、友人と一緒に行くようにしていました。
相手を選ぶ際には、公務員の中でも消防士が良いなど、細かい職種で選べるようになっていました。女性は「保育士」などの職業をきちんとプロフィールに書いておく方が男性の反応は良いなど、ノウハウが話題になることもありました。

また、芸能人であれば誰に似ているかを書く欄もありました。それは自分のことというよりは、合コンで一緒にいく人のことを書く感じです。

私は、合コンセッティングサービス経由で2人ほど付き合いました。
もちろんそうしたサービスで知り合っていますから、相手に対してもすぐに結婚を求めてはいません。会って、ゆくゆくちゃんとしたお付き合いに発展していくような人に出会えれば良いと思っていました。

ーー 婚活パーティーは行きませんでしたか?

当時は、まだ婚活と言う言葉はなかったので「お見合いパーティー」と言われていました。その言葉の雰囲気から、行ってみるのは恥ずかしい気持ちもあり、知っているけれど行っていませんでした。

婚活パーティーに行き始めた最初の頃は、ホワイトキーかエクシオを選んでいました。その中で安価で少人数の、15対15くらいの婚活パーティーを選んでいました。

ーー たくさん参加されていると思いますが、相手のどういうところを重視されていましたか?

私は外見も大事だと思っていましたので、まず身長を見ていました。中にはサバを読む人もいました。
休日は、土日の人がよかったので、それも見ていました。
話し方は、目を見て話す人なのかどうかも気にしていました。初めて参加した人なのかもしれませんが、目を合わせないで話す人もいます。

印象では、「年収◯◯万円以上」や「公務員限定」のパーティーに来ている人よりは、普通の婚活パーティーに来ている人の方が、良い人が多い気がしました。例えば「年収◯◯万円以上」の婚活パーティーに来ている人だと「お金持っているから」みたいな雰囲気の人が多かった気がします。実際、「麻布に住んでいて・・・」と言う人もいました。

私は「1年以内に結婚したいと思っている婚活前向きパーティー」というようなタイトルのものに行っていました。こうした婚活パーティーに来る人は、真剣度は高い方だと思います。話をしている中で「結婚をしたら」という会話が出てきましたし、真剣度が高い人だろうと思っていました。

ーー合計どれくらい参加されたのですか?

あまり明確に覚えていませんが、200回くらいは行きました。
週1回や1日3件ハシゴ、週末5件などですから、1年続けると、それくらいにはなります。

常にというわけではありませんが、彼が欲しいと思うタイミングに集中して行くんですよね。誕生日前やクリスマスなどのイベント前です。その時期が過ぎると、「しばらくいいや」となってやめるんですけれど。多くの人と同じ話をするので、それで疲れるという側面はありますね。

ーー ヘコんだりしませんか?

婚活の最後の方は、諦めのような気持ちもありました。「できなければしょうがない」という気持ちです。
37才の誕生日、「1人で生きて行く準備を始めるか」みたいな気持ちになっていました。

それでも、「行ってみないと良い人がいるかどうか分からない」という思いがあったので、信じて行き続けていました。10回行って良い人がいないと思っても、11回目に良い人がいるかもしれません。そうして付き合った経験もありました。

正直、お金と時間を費やしていますし、行けば行くほど目が肥えてきます。私は周囲から理想が高いと言われるのですが、自分とカップリングしていなくても「あんな素敵な人がいるじゃないか」と思うと、さらに理想が上がっていく場合もあります。自分が良いなと思う人は、ほとんどの女性が良いと思うので、そこで選んでもらえるかどうかです。

30代後半に入り、カップリングパーティーへ行くのは辞めました。カップリングパーティーは、カップリングしなければ意味がありません。その時間が無駄になってしまいます。代わりに、食事をしながら席替えをするような、20人くらいのカップリングではないパーティーへ行くようになりました。JUDYやJAMを運営している社会人サークルです。私はJUDYの方をよく利用していました。

30代前半はカップリングでもいけました。30代後半は、プロフィールカードない方がうまくいくことが分かりました。プロフィールカードがあると実年齢を見られるので、先に年齢を見て「そんなにいってるの?」と言われることもあります。プロフィールカードがないと、その場で年齢を聞かれずに人柄を見てもらえます。もちろん後から年齢も知られますが、初めから年齢で勝負しないようにしました。

ーー年齢が「勝負」になるんですね。

エクシオなどでフリータイムがあると、どんな子がモテてるか見ていました。すると、特別に可愛いわけではなくとも、やっぱり若いとモテているんですよね。「そういうもんなんだな」と思って見ていました。もちろん、こちらも40代よりは30代がいいのでお互い様です。

ーーJUDYはどういう感じですか?

JUDYは座席の自由な移動はありませんでした。一人になってポツンとすることはなかったです。趣味のアーティストや旅行などの、テーマで話しやすいものを選んでいきました。例えばディズニー好きの会では、本当にディズニー好きな人が集まるという話も聞きました。

そうした場所で婚活をしている女性とは仲良くなって情報を交換していました。グループで話をするので、仲良くなりやすいのです。いろんな情報交換ができて有意義ですし、今でも付き合いがあります。

ーーご主人とは、そこで出会ったのですか?

彼とは、婚活のイベントではないところで出会っていました。
あまり結婚につながるような接点はないと思っていた趣味のサークルで出会いました。そのサークルには私が先に入っており、彼が後から入ってきました。

人数も多いサークルでしたから、特に彼氏候補だったわけでも、接点があったわけでもありません。ただ、サークルの他のメンバーが彼と私の間を取り持ってくれました。私が婚活をしているのを周りは知っていましたので、誰かとうまくいけば良いなと思ってくれていたのですね。それで、「この人いいんじゃないか」と。

ーー水準もクリアされていましたか?理想は高くなっていたとのことでしたが。

そうですね。理想が高いとは言っても、すごく現実からかけ離れているわけではありません。「自分がいいと思える人」という意味です。

彼は、まず外見はクリアしていました。「職業など分からないから・・・」と言って躊躇していたら、周りの人がそれとなく聞いて教えてくれました。具体的な仕事のことは分かりませんでしたが、勤務先などから基準をクリアしていることは分かりました。それがクリアできてなければ、駄目だったとは思います。

付き合う頃の彼は、結婚に対しては諦めモードでした。私に比べると、何もやっていなかったんですよね。積極的に自分から婚活をするという感じではありませんでした。それでずっと一人だったようです。

ーーあれだけ婚活して、最後は趣味サークルで出会うのか、という徒労感のようなものはありますか?

最終的に趣味つながりで知り合いましたから「婚活は無駄だったな」と思ったのですけれど、それはそれでアリだと納得していました。むしろ、諦めなくて良かったなと思いました。周りの人が、私が婚活を一所懸命やってるのを知っていたからこそ、彼に対しても取り持ってくれたのだと思います。

ーー諦めないコツみたいなものはあるんでしょうか?何か感じたことがあれば教えてください。

婚活パーティーには、行ってみないとわかりません。
そして、あまり婚活パーティーの参加者全員に高い理想を求めてはいけないと思います。例えていうなら20人に1人、自分にいいと思う人がいるかどうかでしょうか。その1人に対して女性も20人います。その中で、良いと思う相手から選ばれるかどうか、ということです。

婚活パーティーで知り合って結婚した人はいます。私も、結婚できたらいいなと思った人もいました。
たくさん行かなくてもいいとは思いますが、行かなければ出会えません。

諦めないためには、休む時は休む、行きたくない時は行かない、ということも大事だと思います。行かない時期があっても、また行きたくなったら行けばいいと思います。私も時期によっては思い詰めていましたけれど、後から考えると「あまり無理をしてもしょうがなかったな」とも思います。例えば1日3件も行ったのは「無理しすぎたな」と思います。そういう時に限って「この後お茶しましょう」という流れになったりもしますので、余裕は大切だと感じました。

続けたのも、それしか、もう出会いがなかったんです。
自分から何かをしなければ年齢だけが過ぎていってしまいます。

結婚相談所へ、何ヶ所か話を聞きに行ったこともあります。「結婚したくて出会いがなければ結婚相談所だろう」という気持ちもありましたし、「結婚相談所も35才になるまでだよ」と周りにも言われていたので行きました。思った以上に値段が高かったり、入会前に加入している人を見られないため、自分のタイプの人がいないケースも考えられます。「それなら自分で頑張って何とかしてみよう」と思いました。
結婚相談所で結婚に対して真剣になってる人がいるんだとは思いますが、一度にたくさんの人に会えるという点では、婚活パーティーの方が良いと思います。

婚活アプリや婚活サイトも使いました。Yahoo お見合い、ブライダルネット、Pairsなどです。
パーティーからマッチングアプリまで合わせて、会った人は1000人を超えています。
1対1で会った人数も、100人は超えているけれど200人は超えていない、という感じです。食事に1度行ったくらいの人だと、全く思い出せません。
その中から、付き合ったのは5人くらいです。

婚活は、大変でした。
彼と付き合う時には、婚活を辞められると思って嬉しかったです。

取材について

編集部では、本人確認資料ならびに婚活サービスの利用がわかる資料を確認しました。TELでインタビューした内容を元に、個人を特定する情報は文脈を損なわない範囲で一部改変しています。

社会人サークルJUDYに関するページ

2017.09.25 婚活カレンダー編集担当 カツ

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